プロラボと演歌ファン

できあがった写真を展示用に加工してもらうため、肥後橋にあるプロラボに持って行った。あとは完成するのを待つばかりである。
そこでのできごと。
プロラボに隣接する大阪フェスティバルホール氷川きよしのコンサートがあるらしく、ものすごい数の年配の女性(ごく一部男性)が会場入りを待っていた。演歌の貴公子を愛する人々の熱すぎるオーラがあたりを取り巻いていて、ちょっとビビる。会場前の売店も人が群がり大変なことになっている。演歌ファンをかき分け、這々の体でプロラボに逃げ込んだのはいいのであるが、あとを追いかけてくるかのように、次から次へとご婦人たちがプロラボへ入ってくるではないか。何かと思えば、涼しくて椅子があって休めるから。おいおい。その度に係員が丁重にお引き取り願っている。まったくもって係員が気の毒である。「ここでペンライトは売ってまへんのか?」と聞く輩までいた。あるはずない!