国宝は見とかなきゃ
近頃、和モノに凝っている「BRUTUS」が最新号では国宝を特集している。知識を得るというよりは眺めて愉しむのにちょうどよい作りである。屏風絵の全体像を見せるために、幾重にも折り曲げた頁をばらばら広げさせるなんて、よく考えていると思う。ちなみに「BRUTUS」の公式サイト*1へ行くと、狩野永徳の四季花鳥図@聚光院がマウス捌きひとつでぐるぐるできて楽しい(要QuickTime)。つい重厚長大なものとしてありがたがってしまう国宝を、すぐそこにあるちょっといいものという軽い感じで紹介するスタンス。これはこれでよいと思う。
この秋は京都国立博物館の狩野永徳展*2とサントリー美術館の鳥獣人物戯画*3あたりが必見だろう。行かなきゃ*4。