わかばのたいやき

2写真展を開いているギャラリーは四谷三丁目にある。くみさんから「わかばのたいやきが★■@#%$!?」と聞いたので、せっかくだからとお供することにした。お腹をグーグー鳴らしながら歩くこと約15分、店先に行列をぶら下げているわかばに辿り着いた。
貫禄のある看板や暖簾に歴史を感じながら、じっと順番の来るのを待つ。店先の職人の仕事ぶりを見ると、大きな型抜き鉄板に何尾も並べて一気に焼き上げるスタイルではなく、一尾ずつのたいやきの型でじっくりと焼いている。見るからにおいしそうである。焼き上がったたいやきからはみ出しているカリカリの薄皮は丁寧にハサミで切り取られ、お色直しが施される。思わず「へただけくれ」と言いそうになった。というか、くみさんにそう訴えたが、どうにもならない。
アンコでパンパンに膨れたたいやきの可愛い顔。容赦なく頭からかぶりついた。甘みが抑えられている餡は塩味が効いていて、とてもおいしい。思えば「由緒正しきたいやき屋」というのは大阪でほとんど見たことがなく*1、あったとしてもスーパーのファストフードコーナーとか縁日とか夜店とか、そういうところだけである。ところが、東京ではここ以外にも何軒か有名なたいやき専業の店がある。調べたら奥が深そうなのだが、今は宿題ということにしておこう。いつやっつけるかは不明。
  たいやき わかば 
  ayanolog 四ッ谷「たい焼き わかば」
郷ひろみが「青い珊瑚礁」を歌っているCMが流れていた。松田聖子の曲を歌うとは。なんでもありか。

*1:ググってみてもチェーン店のようなのしか出てこない