心斎橋詣で

morio01012007-10-12

3週間ぶりに大阪に戻る。ほんとは東京に残っておきたい催事*1があったのだけれど、大阪で用があるため、いたしかたなし。
新大阪から心斎橋に出る。先日ご臨終になったiPod*2を見せるためにApple Storeを目指す。ジーニアスに一通りの症状を伝え、診断してもらったところ、完全に逝ってしまっていることが判明する。いや、わかっていたことなんだけどね。問題は修理(というか、iPodの場合は丸ごと交換になる)に3諭吉も必要だということである。こんなに払うと、最新型のiPod Classic 80GBが買えるではないか。ジーニアスの兄さんは申し訳なさそうにしながらも、下取りサービスを組み合わせれば割引がありますよなどと悪魔の囁きを畳みかけてくる。危うく陥落しそうになったが、冷静になってみると、大容量のHDを買う方がよほど安上がりであることに気付く。どうせ東京に置きっぱなしにするものだし。寿命の尽きたiPodを鞄に収め、店を出る。
向かいにあるそごうの12階に上がり、三省堂書店村上春樹の新刊『走ることについて語るときに僕の語ること』(文藝春秋)と「自転車人」9号(山と渓谷社)を買う。それをぶらさげ、階下の丸福珈琲店で一休みした。
地下鉄の中吊り広告で、来週から狩野永徳展@京都国立博物館が始まることを思い出す。行かなきゃ。でも若冲の時みたいな大混雑だったら嫌だなぁ。

*1:せっかくのお誘いなのに。ああ、口惜しいよ!

*2:名前はAlice