今日ものだめ

morio01012008-01-05

晩ご飯と風呂を早々にやっつけて、今日も「のだめカンタービレ」をじっくり観るべく、つれあいとテレビの前に陣取る。観ている時は二人ともドラマに没入するので、まったく相手をしてもらえない娘はさっさと自分の部屋に戻ってしまう。すまん、こういう親で。
  のだめカンタービレ公式サイト
昨夜の第1話がほぼ原作に忠実な内容と進行であったのに対し、今日の第2話は原作をかなり省略したり組み替えたり改変したりしていた。これがテレビドラマ的手法か、なるほど仕方ないな、それでも肝心なところははずさないよななどと思いながら、腹を抱えて笑ったりじっと見守ったり目頭を熱くしたりする。
前半ののだめの深い悩み、停滞から後半の覚醒、才能の開放へのうねりがすばらしい。その興奮をさらに高める千秋の欧州デビュー大成功*1。原作の5巻分ほどを2時間にうまく圧縮していた*2。連続ドラマの時と同じく、コンサートシーンのみならず、全編を彩るクラシックの名曲の数々も場面にふさわしくいい感じで響いていた。どれもこれも原作の深い読み込みがあってのことだと思う。主演の二人、上野樹里玉木宏も実に楽しそうで、見ていて気持ちがよかった。
しかしながら、これ以上原作を追い続けるのはきっと無理だろう*3。続きはマンガで楽しむしかないか。のだめの余韻に浸りながら、冬の休みもほぼ終了。
今日の写真は愛を育むのだめと千秋(大嘘)。

*1:武満とシベリウスブラームスになってたけど

*2:しばしば出てきた裏軒の場面だけはよけいだったような気がする

*3:舞台は海外だし、何と言っても原作ののだめたちは歳を取らない