超定番の京都観光1

年度末でお別れとなる顧客と京都で研修をする。研修という名の観光旅行なのであるが、ある面では立派な「お勉強」にもなるので、研修といっても叱られることはあるまい*1
基本的に東日本育ちが多く、京都や奈良は修学旅行で来ただけという者が大半である。しかも当時はわけもわからずバスに詰め込まれ、ナントカ寺やカントカ神社を駆け足で通り過ぎるのみであったらしい。今回は一泊二日の強行日程で、あまり多くは望めない。リクエストされたのは次の三つ。清水寺金閣寺龍安寺。京都観光の王道である。しかし、これらのよさは私的な旅行で初めて感じられると思うので、三カ所をメインにして、あとはその近辺を好みに応じて巡るということにした。
久しぶりの清水寺は観光シーズンをはずしているためか、人が少なすぎて寂しいくらいであった。周辺の店も休んでいるところがけっこうある。清水ほどの有名どころでもこういう状況だから、それ以外の神社仏閣はほとんど開店休業状態なのであろう。顧客達は例の舞台ではしゃぎ、地主神社*2のおみくじに歓声とか嬌声とか悲鳴とかをあげていた。ああ、若いってすばらしい。清水寺を堪能したところでいったん解散とし、自由行動の時間にする。一部の顧客と産寧坂から二年坂、八坂神社、祇園あたりを散策し、そこからは伏見に行く、銀閣寺に行く、二条城に行くなどという彼らと別れて、ひとり四条河原町や三条あたりでゆるゆると時間をつぶした。スマート珈琲でついフレンチトーストなどを食べてしまう。
夜は木屋町通にある和食の店で宴を楽しむ。こちらも宴会シーズンでもなく、また月曜日ということもあって、ほとんど貸し切り状態であった。よきかなよきかな。明日は西部方面に繰り出す。
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*1:誰に言い訳をしているのだろう

*2:縁結びの神様