世田谷の緑道を走る

Coyote No.25 特集:モン・ブランへ。来週末、久しぶりにまとまった距離を走る泊まりのツーリングに行く。にもかかわらず、ポケロケに乗ったのは一昨日の銀座往復が今年初という体たらくである。単独行ならいざ知らず、グループで走るとなると迷惑はかけられない。ある程度の慣らしは必要であろう。寒くても走るのだ。
手近なところで烏山川緑道と北沢川緑道を走ることにした。二つの道は池尻大橋のあたりでつながっているため、初めてでも迷うことはないはずだ。
  走った。
確かに迷わなかった。しかし、緑道はいまいちだった。少なくとも自転車で走るには快適ではない。未舗装部分が多めだったり、煉瓦組みの路面だったり、道幅が極端に狭かったり、車止めが5秒おきに現れたり。スカっと走れる区間がほとんどないので、非常にストレスがたまる。緑道の脇には交通量の少ない一般道があるので、そちらを走る方がよほど気持ちよい。残念ながらポタリングにはちょっと使えないなと感じた。ただこれだけの距離の散歩道が敷設されていることはすばらしいと思う。
走り足りないので、梅が丘駅あたりから一般道を走ることにし、豪徳寺、経堂、千歳船橋の界隈をあてどなく走り回る。大きなお屋敷が多くて、世田谷区の底力*1を見たような思いがする。次は祖師ケ谷大蔵まで足を延ばして、ウルトラマンの本拠地を楽しもう。
モン・ブランを特集する「Coyote」を買う。ホンマタカシの写真がとてもいい。

*1:なんだよ、底力って