三軒茶屋までポタる
今日も作戦決行日である。しかし、朝イチから出なくてもよい役回りゆえ、少しだけ日曜日の朝を楽しむ。楽しむといっても特に何をするわけでもなく、ただ布団の中でぬくぬくと過ごすだけ。えも言われぬ甘美な時間である。
午後の早い時間に作戦終了と相成る。せっかくのお天気なので、ブロンプトンでご近所ポタを敢行することにした。ひとまずゴールを三軒茶屋に定め、入り組んだ路地や通りを適当に縫って走っていく。うねうね。道幅は狭いけれど、軒の低い家が多いので、圧迫感は感じない。そこで生活する人の気配が濃厚で、妙に落ち着く。ほどなく三軒茶屋に着く。ほんとに近い。途中で緑と紫のブロンプトンのカップルに出会う。
大手スーパーの駐輪場に自転車をとめ、しばしあたりを散策する。日曜日の三軒茶屋はさすがに混み合っている。若い人も多いが、家族連れもけっこういる。ツタヤの品揃え（レンタル）に驚嘆する。私のこれまで使ってきた店舗とは、あまりにも規模が違いすぎる。他の店では見つけられなかったものも置いてあった。もちろん借りる。ここはこれから頻繁にお世話になるだろう。
同じツタヤの書店では「おせん」の続きを買い求めた。「BRUTUS」の最新号*1は立ち読みですませる。「みんなの食堂」と題して、普段使いによさそうな食堂を特集していた。梅ヶ丘にある近所の店*2が巻頭で紹介されている*3。職場のすぐ近くなので、東京に来た時から知っている店である。こんなところに掲載されるほどの有名店であるとはねぇ。一品の値段が微妙に高いので、日々の食堂にはちょっとつらい。いずれまた。
雑貨屋などを冷やかしたあと、スターバックスで一休みする。ほんとはCafe Mame-Hico*4という店に入りたかったけれど、入り口で列をなしていたので諦めた。次のお楽しみに取っておくことにする。スタバの入り口のところでピンク色の花柄タンブラーを見つけてしまう。可愛いというより綺麗。この春限定のSAKURAバージョンである。ふらふらとつかんでしまい、これにホワイトチョコレートモカを入れてもらった。はっはー。買ったばかりの「おせん」を読む。ゆるりと日曜の夕方を楽しんだ。
夕陽に向かって、世田谷線と追いかけっこしながら帰って来た。
*1:http://www.brutusonline.com/brutus/issue/
