文章は難しい
新年度が始まったのに前年度の積み残しの仕事に苦しめられていた。いや、苦しめられていたというのは正確ではない。苦しめるのも自分、苦しむのも自分なのであった。もっと勤勉にならなきゃね。言うのは只。
蒼井優の台湾食べ歩きをテーマにした写真集『回転テーブルはむつかしい』（メディアファクトリー）を読む、いや、見る。写真の合間にエッセイ風の文章が挟み込まれている。しかし、どうも変な感じだ。文章が馬鹿っぽいのである。以前の二つの写真集『トラベル・サンド』『ダンデライオン』（ともにロッキンオン）にも蒼井の文章は掲載されていたが、それとはまったく印象が違う。体言止めを多用し、妙に相手にもたれかかるような言い回しに終始する。あんまり気になるから奥付で確認すると、「取材・文 吉田大助」とある。なるほどね。蒼井の語ったことばをこの吉田某が「彼の考える女の子の話し方」に翻訳してしまったのだろう。謎が解けたので、文章は読まないようにして写真だけ楽しむことにする。
しきはんさんからDMが届いた*1。一つは彼女が大阪で開くグループ展のもの、もう一つは私がものすごく惹かれている瀬野里美さんの個展のものである。きっとでかける。
ということで、前夜でようやく大きな荷物を降ろしたので、買ったままで見ていなかったCoccoのライブを楽しむことにしよう。明日はtikitで桜を惜しむポタリングをするのだ。ちよだの鯛焼きをおやつに食べた。
