かの国の人と話す

今年度も外国からの顧客を何人か迎えている。そのうち北京在住の中国の女性が一人、私のところに来ることになった。
昨日、時間を取って話す機会を得たので、難しいことも含めていろいろと聞いてみた。今、世界を揺るがせている問題についても話をする。国内外での報じられ方のあまりの違いに戸惑っているようだった。北京の大気汚染のことも尋ねた。ここ数年は本当に青空らしい青空がほとんど見られない状態であったとのこと。なにしろ東京の印象を尋ねた時に「空気がとてもきれいですね」だったから。むむぅ。しかし、五輪前に大規模な交通規制などを行った結果、ずいぶん改善されたという。他にもあれこれと。
こうして異文化に生きる人と話をすると、いかに自分が一面的にしかものを見ていないかがよくわかる。わかるといってもすぐに忘れるから始末に負えない。