テレビドラマを観る
テレビがない。でもテレビを見なければならない*1。手元にあるのはPSPのワンセグのみ。大阪の自宅では無事に録画されているはずである。それを信じてちっこい画面に食い入る。そして萎えた。
蒼井優が初めてテレビドラマで主演する*2。田中麗奈も初めてテレビドラマで主演する*3。ところがねぇ。
眼の保養と思って割り切れたらいいのであるが、なんでも台詞で説明する、登場人物の成長が前提、主人公を巡る恋愛騒動、予定調和、感動を強要する，余情も余白もなし……、と書き出したらきりがないくらいの「テレビドラマのお約束」に苛立たせられる。あとどこにでもしゃしゃり出てくる某事務所所属タレントたちの猿芝居はなんとかならないものか。原作から大きくずれているところは我慢しよう。映画でもありえるから。
ま、モヤモヤしながらも、結局、見るんだけどね。二人ともテレビドラマはこれっきりにして、変な慣習や演出に染まる前にさっさと映画専業に戻ってもらいたい。強く願う。
