さまよいの果てカレー

morio01012008-06-16

映画を見るために夕方から渋谷に出た。まずは腹ごしらえをと思い、若い人でごったがえすカオスな街をひたすらさまよう。町田に住んでいた時はほとんど渋谷に出てこなかったし、世田谷に移ってからもここでは食事などしたことがない。ううむ、どこに行っていいのか、わからない。
吉野家? 松屋? すき屋? 掟破りのマクドナルド? と普段ならまず入らないところしか見つけられない。結局、時間がなくなってしまい、手近なCoCo壱番屋で汁っぽいカレーを食べることになった。まずくはないが、おいしくもない。いつもこれではつらいものがある。渋谷区に隣接する世田谷区に住む者(偽)としては、ちょっとなんとかしないといけない。
変な膨れ方をしたお腹を抱えて、シネマライズ*1に向かう。「ぐるりのこと*2」(橋口亮輔監督、リリー・フランキー木村多江)を観た。この話はまた後日。予告編で流れた「百万円と苦虫女」(タナダユキ監督、蒼井優)、「グーグーだって猫である」(犬童一心監督、小泉今日子上野樹里)がおもしろそうだった。あとは「歩いても歩いても」「蛇にピアス」「トウキョウソナタ」「TOKYO」「ジャージの二人」「落語娘」「たみおのしあわせ」「純喫茶磯辺」など、夏から秋にかけて、そそられる邦画が目白押しである。