たみおのしあわせ

morio01012008-08-02

大阪では今日が初日の「たみおのしあわせ*1」(岩松了監督)を観てきた。満席。さすがにオダギリジョー麻生久美子が主演だとこうなのかと思ったが、映画では彼ら二人の影は存外薄い。事実上、オダギリ演じる民男の父(原田芳雄)とその愛人(大竹しのぶ)、さらには民夫の叔父(小林薫)の三角関係が物語の推進力となっていた。若い二人はこの三人の奔放な行動に巻き込まれ、振り回されるのである。しかも瞳(麻生)も相当の曲者で、つまるところ民男の「しあわせ」=運命は、この三人(+一人)の考えや性癖で大きく変わることになる。タイトルは、たみおを取り巻く人々によっていかようにもなってしまう「ものとしてのしあわせ」を描いていると言いたかったのだろう、と考えてみた。違うかもしれないけど。
時効警察」で培われたオダギリ・麻生コンビの絡みのよさが存分に発揮されているし、岩松了監督はじめ三木聡組の面々もいつもの調子で緩く笑わせてくれる。ゲストの忌野清志郎の切れっぷりが妙におかしかった。梅田ガーデンシネマで鑑賞。
どうでもいいけど、隣席のシルバーなご婦人二人組が、スクリーンで展開することをいちいち言葉で確認しあっていて辟易した。家でテレビを見ながら話しているのと同じ感覚なんだろうな。それからヨドバシカメラ梅田の周辺の道路状況が激変していた。吃驚した。あとiPhoneが普通に売られていた。もう各地で潤沢に出回っているのかもしれない。
iPhoneといえば、こいつの重めの日本語入力を軽くする方策をネットで知った。

  1. 英語キーボードを切る。日本語のみにする*2。フリックの入力が楽しいので、テンキーがはずせない。
  2. Wi-Fiの「接続を確認」を切る*3

1は実感した。2はよくわからない。そうかもしれないし、関係ないかもしれない。まだまだ試行錯誤が必要だろう。自宅で圏外になるのは,ホームアンテナの設置をすることで改善されるらしい。夏の間に申し込むことにするか。いまだにiPhoneで送ったメールやSMSがきちんと相手に届いているのか、信用ならない。

*1:公式サイト http://tamiono.jp/indexp.html

*2:これでもアルファベットの入力はできる

*3:Wi-Fi自体は切ってはいけない