ベネチアの街を歩いて汗だく

morio01012008-09-10

朝はもちろん広場のカフェだ。カプチーノと甘いパンを食べてイタリア人を気どる。気どるだけだけど。スーパーで買い物もした。小銭の計算がおぼつかないので、高額紙幣でつい支払ってしまい、スーパーのレジ担当者に渋い顔をされる。イタリア語がわからないので、知らんぷりをする。
午前中は翌日以降の催事本番に備えて、資料の整理などを行う。昼は今回お世話になるベネチアの同業他社併設の顧客用食堂で、パスタ料理や肉料理、デザートなどを食べる。日本と同じく若い人向けだけあって、やたら量が多い。味は料理によってあたりはずれがある。こればかりを食べ続けたら、確実に太れるだろう。
午後からは地元の偉い方の案内でベネチア市内を散策する。有名なアカデミア橋やリアルト橋、サンマルコ広場、それからベネチア名物の路地などを嬉々として見物する。それにしても観光客が多い。和を乱さぬようにこっそりと針穴写真を撮りながらついていったのであるが、途中で幾人もの人から「それは何だ?」というような質問を浴びせかけられて、その都度、怪しい英語で説明するという行為を繰り返す。
夕方になり当地の東洋美術館の見学をする。設営中の様子や展示物などを独り占め状態で見せてもらう。独り占めと言っても、もちろん私1人ではない。その後、催事会場に向かい、プレゼンに使うパソコンの設定などをする。
晩ご飯は自由ということになったので、同行の人たちと街に繰り出した。しかし、他の人が軽くすませようということなので、1人で違う店を探すことにした。道もわからずイタリア語もできないくせに無謀なことをしたものである。しかも夜。広場や路地を彷徨ったけれど、案の定うまく潜り込めそうな店が見つけられなかった。やむなく前日に連れて行ってもらったザッテレ河岸にある大きなピザ屋*1に行くことにする。
ここで僥倖が。同業他社で英語を講じる同行者とイタリアに語学留学している若い人二人らのグループと出会った。ラッキー以外の何ものでもない。合計5人(しかも英語とイタリア語の完璧な通訳付きだ!)で楽しく食事をすませた。
R0011180 R0011173
R0011241 R0011255