仏像を愛でる

原寸大 日本の仏像 京都編 (講談社 MOOK)原寸大 日本の仏像 奈良編 (講談社 MOOK)深い思い入れがあるとか、信仰心に厚いとか、そういうことではまったくなくて、造形物としての仏像に惹かれている。それで、各パーツの原寸大写真*1を掲載するムックを買い揃えたりしているわけである。数年前に絵画の原寸大写真をまとめた書が出されたけれど、それと同じく、貴重な本物には絶対にここまで寄れないので、わくわくむらむらさせられてしかたがない。
4月にこのムックの奈良編にも載っている興福寺の阿修羅が東京国立博物館にやってくる*2。せっかくの機会だから、「顧客を引き連れて観に行きませう!」と職場の所属部署の会議で提案してみた。ダメモトで。ところが、あっさりと了承された。ついでに隅田川の川下りもつけて。まるで遠足である。東博の展示デザイナー木下史青*3が、どういう阿修羅像の見せ方をしているのか、今からとても楽しみである。
おまけ:だいぶ前にベスさんに教えてもらったサイト 仏像ロックバンド イケメンズ