欲に手足

今日の朝日新聞天声人語井原西鶴の謂「人間は欲に手足の付いたるものぞかし」(『諸艶大鑑』)が引かれていた。身に染みるなぁ……*1。私の場合はもっぱら物欲ですけどね。
先週、OTU FURNITURE*2で購入した小箪笥が届いた*3。さっそく据え付けてみた。チェブラーシカも乗せてみた。この中によく使う食器類を入れるのだ。それほど数が多くないので、すっきりと収まった。綺麗に片付くのは気持ちがいい。
その中に収めたものに急須と茶碗がある。両方ともD&Department*4で買い求めたものである。常滑焼の小振りな急須はいかにもな形で可愛らしいし、誰しも一度はどこかで見たことのある(はず?)水玉の茶碗も懐かしくてたまらない。同じ水玉模様の急須もほしいのであるが、単身者宅に急須がいくつもあったって仕方がない。ひとまず堪えている。
どんな「欲」に「手足」がついているのかは人それぞれだろう。しかし、「欲」が消えてなくなれば、「手足」の行き場がなくなってしまうとも言える。身の丈の範囲で「欲」と付き合えということか。いいように解釈しておく。
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