おくりびと
大きな賞を獲った作品*1を脊髄反射的に激賞することなどもちろんよくしないし、だからといって重箱の隅をつつくように難癖をつけて通ぶるのも落ち着かない。
- 良い:人間の尊厳とは何かを考えさせるきっかけになる(かもしれない)。納棺士の所作は見事。
- 悪い:通俗昼メロドラマのようなご都合主義の物語。お涙頂戴の下心が見え見えである。あざとい演出。主人公の妻を演じた俳優が見ていられないほど大根。
これだけにとどめておこう。山崎努の「困ったことに」という台詞がなぜか心に引っかかっている。
そんなことよりも*2、飲み物を買おうとコンビニに立ち寄ったところ、ヤッターマン・フィギュア付きの三ツ矢サイダー*3を見つけたのだ。迷いなくドロンジョを手に取る。やははぁ。こっちの方がよほど感動的でした、困ったことに。