逐一報告の記

1 「おくりびと*1」を観た。レンタルで。
2 白い犬の店からほど近いツタヤで、菊池成孔・南博の「花と水」を手に入れた。さっそく聴いている。サックスとピアノ、それに弦楽隊の奏でるアコースティックな響きが心地よい。
3 iPhoneのパケット代金上限が毎月1500円ほど安くなるキャンペーン*2に乗っかった。もはやiPhone以外の携帯電話を持つ気などさらさらないので、Appleがこの事業から撤退するまで付き合うつもりでいる。
4 中村光聖☆おにいさん(3) (モーニング KC)』(講談社)を買ってきた。1、2に比べて少しパワーダウンしているという噂も漏れ聞こえてくるけれど、はたして。
5 3年目の顧客に対する今年度の説明会が開かれる。私は13名を引き受けることになった。他に海外からの1年契約(?)の顧客も4名預かる。中国2、韓国1、タイ1。楽しくやりたい。
6 6月に公開される「ヱヴァンゲリヲン新劇場版 破」の特報映像*3が解禁になった。見たことのない絵が続出で期待感はいや増すばかり。
7 一つ前のエントリーで購入報告した長島有里枝谷郁雄の『定員オーバー』(理論社)を読み終える。長島の写真はいいけれど、谷の「詩のようなもの」があまりにも酷すぎる。一つだけ引用してみる。意味のない改行がもったいないので、その部分には空白を入れて、分かち書きのようにしておく。

男には 女のことが 分からない
女にも 男のことが 分からない
大きな地球の上の 小さな木のベンチ
男と女は 互いのことが 分からないから 分かり合いたくて 見つめ続ける 話し続ける
結局 黙り込んで 並んで座って 空とか 通行人とか 自分の靴の先っぽとか 順番に眺めてみたりする
どれだけ生きても この世は 分からないことだらけ
分からないから 男と女は愛し合う ただ そうすることで 世界の謎を受け入れる

全編こんな感じ。「平行線」というタイトルもセンスがない。なんじゃ、これ。今時の流行歌の歌詞の方がよほど詩的であろう。こんなのの「挿絵」に成り下がった長島の写真が気の毒である。