耳の痛い言葉

相変わらずデッドライン越えの仕事を抱えている週末。椅子に座り続けるのは苦痛ではないものの、集中力が持続するのには限界がある。時々息抜きで昨日届いた「monkey business」掲載の村上春樹のインタビューを読んでいると、こんなことを言っている。

とにかく贅肉がつくと身体の動きはそのぶん鈍くなります。身体の動きが鈍くなると頭の回転もやはり鈍くなります。

村上は「小説家的な頭の働き」という限定的状況でのことと断っているけれど、彼らの職業だけに限らないと思う。我々(というか私)にとっても、当たらずといえども遠からずで、耳が痛いってもんじゃない。しかも贅肉が正真正銘の贅肉だから、よけいに情けなくなる。
そして今日も自転車には乗れずじまい。