空振り

とある重要な案件を片付けようと出勤したところ、担当者が出張で不在のため空振りになった。せっかく来たのにと雨空を恨めしく眺めながら、というようなことはない。なにしろ家から職場まで徒歩五分だから。自室で溜まり気味の仕事を片付けて、早めに退散した。自転車にちっとも乗れないのがつらい。