囲まれる幸せ

写真集 TOKYO 異形秋の新規顧客獲得作戦で過ごす週末だった。一段落する。
このところ自転車に乗っていないので、ポケロケを引っ張り出して、砧公園から岡本の檄坂あたりをあてどなく走り回って帰ってきた。距離はないけど、やたら坂道を上り下りしたので、けっこう足にきた。たまにはいいけど、いつもは嫌。夕焼けに染まる富士山を期待するも、雲の中に隠れて果たせず。鹿港で肉まんを買い込んでおやつにする。初めて「いつもありがとうございます」と言われて嬉しくなった。我ながら単純である。
bk1から本が届く。
写真集 TOKYO 異形』(東京新聞)がおもしろい*1東京新聞の夕刊に連載していた「東京OH!」を一冊にまとめたものである。誰もが知るランドマークではないのに、強く東京を感じさせる風景が陸続と現れる。撮影ポイントをよく知る新聞社写真部ならではの佳作であろう。写真関係では川内倫子を特集する「Photo Graphica」2009冬号、長島有里枝背中の記憶』(講談社)の二冊。前者は川内のこれまでの歩みと現在をうまくまとめている。後者は長島の初のエッセーである。ちらりと読んだら、文章が巧みである。浦沢直樹の『Billy Bat』二巻、新書を二冊、文庫本三冊、それに仕事関係の本をいくつか。
また積ん読の山を築く。それが幸せ。