すごいぞコロダッチ
新しい調理器具が増えた。
昨年末におじゃました「タマタキ*1」で教えてもらったコロダッチ*2である。南部鉄器でできた直径10センチほどの小さなダッチオーブンである。その時はこれで調理した焼き蓮根をいただいたのであるが、これがもうびっくりするくらいおいしかった。年が明けて、東京に戻ってきたところで密林に発注し、それが昨日届いた。さっそく林檎を詰め込んで、焼き林檎を作ってみた。
すごいです。いきなりちゃんとできました。
鉄鍋の威力*3は仏蘭西鉄鍋*4で知ったのだけれど、コロダッチの仕事ぶりもまったく同じだった。火にかけている時のバターの焦げる香りとジュージューと聞こえてくる音がたまらない。コロダッチ本*5に導かれて、中火焼き15分、蒸らし５分、弱火焼き５分で調理したら、左の林檎が右の林檎に化けた。瑞々しさを残した素敵な焼き林檎になっている。
中に入るものであれば、なんでも蒸したり焼いたりの調理ができる。さらに一手間加えることで、メインディッシュの一品すら作れそうである。サイズも一人前にほどよいものだし、存分に活躍してもらおう。ただ鉄の塊ゆえ、足の上にだけは落とさないように気をつけたい。きっと大惨事になる。
*2:コロダッチ http://www.snowpeak.co.jp/catalog/products/list/54
*3:均一にじっくりと火が回る、鍋ぶたの重みが圧力鍋と同じような働きをする、余熱調理ができるなど
