町田をポタる

お日様に誘われて、午後からtikitを持ち出した。なんとなく懐かしい思いに駆られ、久しぶりに町田あたりを走ってみることにした。
東急田園都市線で市が尾まで移動し、そこから鶴見川沿いに鶴川方面を目指した。かつてよく走っていた道の景色はほとんど変わっておらず、ほんとうに二年以上もここを走っていないのか、二年経ったことが錯覚かもなどと感じるほどだった。しばしば訪れていた寺家ふるさとの森もそのままの風情で嬉しくなった。高くて広い空に晴れ晴れとした気分になった。
居所のあった鶴川あたりも変わらぬ気配で見慣れぬものはほとんどなかった。もはや完全に縁の切れた場所であるが、自分の中では郷愁のような感情をもたらす特別な土地になったようである。もちろんここに戻ろうとか、そういうことではないんだけれど。
　
　
針穴ペン、光の方向にレンズを向けると、盛大にフレアの出ることがわかった。それ以上に今まで使ってきた針穴カメラと画角が違いすぎてどうにも。広角に慣れていたのに望遠だもんな。