灼熱のしまなみ海道

morio01012010-08-25

3年ぶりのしまなみ海道である。過去2回はすべて松山から今治に入り、そこから尾道まで走った。しかし、今回は神戸・松山間のフェリーが廃止になってしまっていることを直前になって知り、計画を変更することになった。やれやれ。
しまなみ海道はよくできたサイクリングコースではあるが、それは愛媛側の印象がとてもよいからであって、広島側は走っていてそれほど楽しくはない。通行区分もいい加減だし、路面も整備されていない。ということで、今回はそこ(向島因島)をすべてすっ飛ばし、生口島から南半分すなわちちょっとだけ広島と大三島、伯方、大島の愛媛側だけを走ることにした。
朝、新大阪を復刻白青塗装の100系こだまで出発する。新尾道で下車せず、次の三原で降りて、駅近くの港から高速船で生口島まで運んでもらった。降りたらすぐに耕三寺や平山郁夫美術館のある瀬戸田である。楽ちん。さっそくちどりでたこ飯をと意気込んだら定休日でがっかりする。隣の万作で食べた。おいしかったのでまぁよい。さらにドルチェで檸檬ジェラートも食す。これもはずせない。そうやってだらだらしているうちに2時頃になってしまう。しかし、この日は今治港までの約50kmほどなので、まぁいいじゃないか。
首には新兵器の「しろくまのきもち」を巻き、快調に南下する。肌を刺すような強烈な日射しだけがいかんともしがたく、1時間ほどもするとヒリヒリし始める。日焼け止めもほとんど効果なしである。針穴写真を撮りながらゆるゆると進行し、おやつ時を少し過ぎた頃に道の駅伯方SCパークに到着する。ここでいつもの塩ソフトを食べる。お約束である。
最後の大島は中央部にあるちょっとした坂路とクライマックスの来島海峡大橋が曲者である。とてつもない量の汗を流しながら、なんとか走りきる。やはり来島海峡大橋は何度来ても感激する。海の真上に自分が立っていることをこれほど実感できる場所はないだろう。
あとは一路今治へ。宿はこれもいつものホテル菊水*1にした。翌日は8時台のフェリーを使うので、港のすぐ傍にあるこのホテルは至便である。晩ご飯でしっかりと水分補給*2をし、あっという間に眠りに落ちた。

二枚とも来島海峡大橋で撮影。同じ場所で針穴写真も撮った。どんなふうになっているか。

*1:映画「がんばっていきまっしょい」のスタッフ、キャストが撮影時に使ったところである

*2:もちろんアルコール入り飲料