瀬戸内ポタ反省

morio01012010-08-29

しまなみ海道とびしま海道はいずれまた訪れることがあるだろう。反省会。
【しまなみ編】

  • 広島側をショートカットするため、尾道ではなく三原で新幹線を下車した。三原駅から港までは200mくらいの距離である。11時48分に駅に着いて、12時ちょうどの高速船に乗り込めた。畳んだ自転車は展開せずにそのまま運ぶ方がよい(展開する時間がない・高速船にはそのまま持ち込めない)。tikitやBromptonのような簡便に畳めるものはさにあらず。
  • 船は小さい。大勢の輪行ツーリングでは他の客に迷惑になるかもしれない。
  • 三度目にして始めて広島側から愛媛側に向かって走った。特に印象が変わったところはない。ただ左側通行ゆえ海側を走れないところが増えるのは、仕方がないとはいえ残念だった。
  • 大島の南半分は、これまで正規ルートを走らず西の海岸沿いを辿っていた。今回、初めて中央部の正規ルートを走ったけれど、アップダウンはあるわ、景色はよくないわでおもしろくなかった。
  • 亀老山展望公園はまたしても宿題で残してしまった。ここの建物(隈研吾)見たいのに。

【とびしま編】

  • 今治から岡村島への船は1日3便で、8時台のを逃すと、次は昼過ぎになってしまう(2010年夏現在)。港周辺で宿泊するのが吉。
  • フェリーなので自転車をそのまま持ち込める。140円。もちろん畳めば無料となろう。
  • しまなみとは違って、完全な生活道路を走ることになる。無駄にスピードを出すのは危険である。通行車両は白い軽トラが大半である。上蒲刈島以西は土砂を積んだ大型トラックも通行する。
  • 全体を通してフラットなコースである。しかし、各橋へのアプローチだけは、圧倒的にしまなみよりつらい、しんどい。特に豊島大橋蒲刈大橋がたいへんだった。
  • 四国側に大きく視界の開けている島南側の方が景色がよい。
  • コンビニはない(どこかにあるかもしれない)。トイレもほとんどない。食堂やレストランもほとんどない。自販機はそれなり。上蒲刈島南側の原うどんは貴重である。
  • 蒲刈大橋たもとの「であいの館」はネーミングが微妙だが、いわゆる道の駅で使える。
  • 本州側に渡って、呉まで続く国道185号線はいわゆる酷道である。大型車も含め交通量が非常に多く、自転車で走るのは不快である。
  • 呉までに3つあるトンネルのうち、一つ目は自転車が通れない。山の上(?)に登るエスケープルートが指定されているけれど、呉線沿いに少し逸れていくと、登らされることなくうまくもとの道に戻ることができた。二つ目のトンネルには歩道がついている。しかし、海側の歩道は幅1mほどの極めて危険なものだった(柵もなし)。少しだけ幅の広い山側を通るべし。三つ目(休山トンネル)は歩車道分離壁が設置されていて、安全に通行できる。

3年前のしまなみ行ではむやみに荷物を背負って酷い目に遭った。今回はサドルバッグに重めのものを入れることで楽に走ることができた。さらに荷物が増える場合はリアキャリア(購入済)を装着すればよかろう。しかし、ポケロケに大きな荷物を積んで走るのは本来の用途とは違うかなとも思っている*1。走っている時はただの重しになってしまう輪行袋も、モンベルの軽量タイプにしたら、ずいぶん楽になった。そして、しろくまのきもち。効果のほどはよくわかりません! 朝、湿らせたら、夜まで潤っているのは確かです。あとはつけている安心感?

*1:あ、物欲が……