東京スカイツリーを見に行く

morio01012010-09-26

2012年春に開業予定の東京スカイツリーは、今日までで470mの高さになっている。完成すれば634mになる。およそ4分の3くらいであろうか。世田谷にある職場自室の窓からもよく見えている。
天気もいいし、自転車で足下まで行ってみることにした。
ポケロケに乗るのはしまなみ・とびしま海道ツーリング以来である。休みの日の東京は車も少なめで快適に走ることができる。皇居まで一気に走り、その後はiPhoneの地図に導かれながら、押上方面まで進んでいった。とはいえ、どこからでも見えるので、あまり地図に頼らなくてもなんとでもなる。
IMG_0085近づくにつれてどんどん人が増えていく。もはや立派な観光地になっている。やたらと違法駐車の車が目立つが、片っ端から駐車監視員が確認標章を取り付けている。いい収入源になるだろうな。とにかくそれくらい見物客が多い。私もだけど。ツリーの足下近くまで行くと、さらに人は増えて、ただひたすら群れ、群れ、群れ。
初めて間近に見る東京スカイツリーは、すでに東京タワーを遥かに超える高さになっているのにも関わらず、さほど圧倒的な迫力を感じさせることはない。足下の広がりが大きくなく、鉛筆がまっすぐ伸びているような形だから、巨大建造物特有の威圧的な感じがまるでない。あくまでも印象に過ぎないけれど、存在感や美しさといった主観的な要素では東京タワーに到底敵わない。もっと言えば色気が違いすぎる。新しいスカイツリーが東京タワーに勝利できるのは絶対的な高さという数字だけであろう。ならば333mの三倍の1000mくらいの高さを目指してもらいたかったと思う。スカイツリーも誕生50年を越える頃には東京タワーのような色気が出てくるのだろうか。
帰路は別のルートを選ぶ。日曜日の秋葉原の人の多さに気味が悪くなった。小川町交差点にある達磨屋でたい焼きを食べた。おいしゅうございました。
阪神にマジック8が点灯した。