公開収録の観覧

テクノポップ三人組が司会を務める某国営放送局の音楽番組*1の公開収録観覧に申し込んだところ、幸運にも当選することができた。三人組に加えて、指原さんの所属するユニット*2が出演するとあって、まったくもって俺得な組み合わせである。
座席は会場入場時に配布されるチケットでランダムに決められるので早く行く必要もなく、夕方まで落ち着かない気持ちで仕事をし、開演ぎりぎりに渋谷のホールに到着した。なんだか長蛇の列ですごいことになっている。肝心の座席は遠目で端の方という残念な場所だったけれど、見せていただくんだ、贅沢は言うまい。
会場の雰囲気を温めるためのDJがうざいなと思っていたら、ほどなく3人組と男性司会者が登場する。大歓声。すごい、何をしゃべっているか、まったくわからないくらいの賑やかさである*3。久しぶりに見た三人は、以前とは身に纏うオーラがまったく違うように感じられた。なんだかレベルを三つくらい上げたような。
そこからはテンポよく10組の出演者がライブを披露する。6組目まではよくわからない人たちだった。お疲れ様。7組目のBase Ball Bearから脳味噌にスイッチが入る。ベースの女の子*4は映画「リンダ リンダ リンダ」(山下敦弘監督)で見覚えがあって懐かしい気分に浸る。そしていよいよノイエさんの登場とあいなる。爆発する会場。きゃー! おしゃれ番長*5も一緒に出てくる。真後ろの学生らしき二人組が番長推しらしく、もう耳が痛いくらいに五月蠅い。もっとも叫びたい気持ちはわからなくもない。私だって「さっしー!」と叫びたい。
6日に発売になるノイエさんの新曲*6を堪能した後、番長の曲では着席休憩し、トリのテクノポップ三人組の歌でまた気分を大いに高める。会場の歓声の大きさでは、【三人組>ノイエ>番長】と、これはもうはっきり差があった。今をときめく国民的アイドルを圧倒するテクノポップ三人組。一般層への浸透度(好感度)には相当な差があるように見えた。

三人組は、今、テレビで流れているお酒のCM曲を披露してくれた。いい曲だなぁ。やっぱり曲自体は四十八人衆のより彼女たちの方が断然好きである。樫野さんと指原さんを一つの視界で見られた小確幸を噛み締める。

*1:MUSIC JAPAN http://www.nhk.or.jp/mj/

*2:Not yet http://columbia.jp/notyet/ 音が出ます

*3:最後まで会場はざわめいたままだった

*4:関根史織

*5:先日の総選挙8位様 http://natalie.mu/music/news/51022 総選挙全順位

*6:波乗りかき氷