殿様商売と光るキーボード

morio01012011-08-11

引っ越し前に申し込んだネットの工事は、およそ3週間も先の日を指定されたのだった。工事と言っても、すでに部屋にはLAN用の端子が装備されており、もちろんそこまでの配線も済んでいる。あとは端子とパソコンの間に据え付ける機械を置くだけである。事実、今日の業者の作業はものの10分ほどで終了した。
確かに混み合っているのだろう、先に申し込んだ人を差し置いて、こっちを先にやってくれとは言わない。しかし、こんなことなら、機械だけ届けてくれたら、さっさと自分で設置できた。なんだか釈然としない。おまけにちょっとわからないことがあったので、「接続ご相談ダイヤル」とやらに問い合わせてみたところ、こちらの困っているところにはいっさい答えず、有料の相談サービスのことをしきりに説明し始めるではないか。しかも最初にアップルの機械だと伝えてあるのに、「ウィンドウズでは」とか言い始める。馬鹿なの? 思わず「あなたたちは無能ですか」というような内容を大阪弁で捲し立て、「NTTが不親切で商売熱心で薄情で無知なことだけはよくわかりました」というような内容を吐き捨てて電話を切った*1。なんのための「接続ご相談ダイヤル」なのだ。どこかの電力会社もこんな無責任な殿様商売をして、酷い厄災をまき散らすことになったんだろうなと思った。
とムカムカしながら、設定を終え、繋がったネットはやはり快適だった。
届いたその日にいきなり中身を消滅させてしまったMacBookAirも、なんとか無事に出荷状態に戻すことができ*2、さらにTimeCapsuleで先代の環境を復元できた。わざと部屋の電気を暗くして光るキーボードをうっとりと見ている私も馬鹿野郎です。

*1:普段は極めて温厚です

*2:新しいOS X Lionのネット依存度の高さは、その環境がない時には手も足も出ないことになるんだけどなぁ