やってきたから行く
四十八人衆の本拠地公演と同じかそれ以上の激戦になっている地方ライブ。ファンクラブに入らずにチケットを手にするのは、奇跡に近いことと言い切ってもよい。今夏は北海道から鹿児島までチームA、チームK、チームB、チーム4が分担して巡回することになった。関西では神戸に指原さんのいるチームAがやってくる。これは行かないわけにはいかない。しかし、チケット争奪戦に参加するものの、案の定撃沈、そして少しだけ大人の力を使う。嗚呼。
神戸国際会館は震災前*1の旧ホールしか知らない。ここはどこだと見紛うばかりに立派になった新ホールに着くと、なにやら空気が急に濃密になったような気配がある。確かにこれと同じような風景を秋葉原で見たのだが、それでも親子連れとか普通のカップルとかもずいぶんいて、ファンの裾野の広がったのがよくわかる。少なくとも、先日、横浜で堪能したももクロの濃すぎるファン*2とはまったく違う。そんなことを思いながら、ホールの中に歩を進めた。開演5分前である。いつものOvertureが流れ始めると同時にサイリウムのカラフルな光が波打つ。そこから一気に2時間が過ぎ去る。
テレビと違って、自分の見たいところだけ見られるのがライブのよいところだ。八割方、指原さんを注視し、残りであとのメンバーをチラ見していた。本拠地公演にはほとんど出なくなってしまった総選挙1位様、4位様、6位様*3も、今回のツアーには降臨している。確かに拝ませてもらいましたよ。指原さんがほんとうに楽しそうに歌い踊っているのを見て、幸せな気持ちになって、MAXハイテンション。
このツアーでチームAは自分たちでセットリストを決めたそうなのだけれど、それが実によくできたものだった。前半は劇場公演曲やユニット曲でしっかり聴かせ、後半は怒濤のヒット曲ラッシュで観客を振り回す。RIVER→Beginner→会いたかった→大声ダイヤモンド→言い訳Maybe→Everyday、カチューシャの流れは、それはそれはすさまじかった。Beginner、よかったなぁ。
すっかり完全燃焼し、抜け殻となった体をのぞみのシートに横たえ、20日ぶりに東京に戻った。9月からまた頑張れる、か、な?
セットリストは折り込みます。
AKBがいっぱい〜 SummerTour2011〜 / AKB48 teamA
神戸国際会館こくさいホール / 2011年8月30日 昼の部
【本編】
- Overture
- AKB参上!
- Only Today
- Dear My Teacher
- ポニーテールとシュシュ
- 黒い天使(中田・前田敦・仲川)
- ハート型ウイルス(高城・小嶋・多田)
- Bird(仲谷・高橋・松原)
- 愛しきナターシャ(片山・指原・大家) ←旧チームBの公演曲で指原さんの代表曲
- 向日葵(前田亜・篠田・岩佐・倉持)
- 胡桃とダイアローグ
- ずっと ずっと
- Pioneer
- RIVER
- Beginner ←四十八人衆の曲で一番好き、震えた
- 会いたかった
- 大声ダイヤモンド
- 言い訳Maybe
- Everyday、カチューシャ
- 誰かのために〜What can I do for someone?〜
- 桜の花びらたち
【アンコール】
- ヘビーローテーション ←指原さんがセンターを務める、いいぞ!!
- Overtake
- フライングゲット
- ここにいたこと
- ひこうき雲