御茶の水で辛さに咽び泣く

morio01012007-06-24

辛いものにめっぽう弱いのに、なぜか「辛さに強い人を喜ばせる」ために選ばれた店*1に赴く不思議。恐いもの見たさか? ayanoさんプロデュースの食事会*2に参加すべく、勇躍、御茶の水に向かった。
日曜休業の店の多い界隈なので、あたり一帯の人通りは少ない。なんとなくこの後の惨劇を予告するかのような邪悪な気配すら感じられたほどだ。店にはayanoさんの他、うりうりさんいぬわんさんがすでに到着していた。本日の泣かされ役のいぬわんさんは鼻セレブを大量に持参していて頼もしい限りである。青島ビールといくつかの料理を楽しんでいると、タコさん花侍さんもほどなくやってきた。
それにしてもつきだし代わりの豆のおやつからしてもう辛い(青島ビール左奥の物体)。どこか的外れなデザイン満載のメニューに笑わせてもらいながら、次々と運ばれてくる料理を恐る恐る口にする。美味いが辛い。とりわけ打ちのめされたのは、ピータンの上に乗っていた唐辛子まみれのピーマンと、バケツのような巨大丼に入っていた山椒の痺れ感満点の金目鯛の煮たやつ。思わず口数が減り、冷たいおしぼりを口に当てて静かに耐えていると、めざとく見つけたタコさん@非道に思い切りからかわれる。目の前でいぬわんさん@大汗は鼻セレブの山を築いている。そのほのぼの感に大いに勇気づけられた。
満腹感よりも美味い、辛いが先に立って、気がつけば大量の料理を注文し食らいつくしていた。話も大いに弾んだが*3、テーマであるはずの都市論はまたしてもおあずけである。まぁいいじゃないか。次に集まる口実になるし。
店を出てコーヒーでもと探したものの、午後10時を廻ろうとする街に我々を受け入れてくれるようなところはない。眠気に敗れ去ったいぬわんさんと駅近くで分かれ、向かった先は山の上ホテルである。憧れのHilltop Hotel。しかし、ここにはコーヒーも紅茶もなかった。結局、酒で締める5人。「女子力」について真剣に討議される場に居合わせた幸福と不幸を味わいながら、無事にお開きとなった。皆様、またよろしくお願いします。次回はスパ・リゾート・ハワイアンでしょうか。
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*1:実は「辛さに弱い人を泣かせる」ためとも

*2:川菜館@四川料理

*3:口内はしびれていた