きょうのできごと

つれあいがやってきた。単身赴任3年目にして初である。特に病気もせず、用もなく、ほぼ2週間おきに帰阪もしているので、まぁそんなものかと思っていたが、同僚や友人にそうした話をすると一様に驚かれるのはなぜ?
新宿で待ち合わせをする。土地に明るくない者同士の待ち合わせほど危なっかしいものはないが、なんとか時間通りに合流できた。まずは本屋に行きたいというので、ジュンク堂書店新宿店に向かう。今春リニューアルした同店は広大な売り場面積を誇っており、いつも通っている堂島店以上の品揃えに感激したようだ。ともあれわが家は本屋に入れば三者三様、それぞれが気儘に時間を過ごすので楽と言えば楽である。「これが観光か」と言われれば、「さぁ」としか答えようがないけれど。
1時間ほど本屋で過ごし、適当に昼を食べてから六本木に移動する。6年前に家族旅行で来たときにはまだ影も形もなかった六本木ヒルズにでも上ってもらおうかと思って*1。観光客は多いような少ないような。よく晴れていたので遠くまで見通せた。さすがに富士山までは見えない。それなりに満足する。ル・コルビュジェ展もどさくさに紛れて見てきた。
暑いからあまり外を歩きたくなかったのだが、行ったことがないからと指名買いの浅草だけはどうしようもない。行った。めげた。あまりにも暑い、暑すぎる。仲見世を通り抜けるときは店からの冷房とアーケード部分に籠もった熱気が混じり合って、すっかり気分が悪くなってしまった。やっぱりこんな季節に観光するもんじゃないと思う。東京に限らずね。浅草公会堂前の有名人の手形のところで三人とも精も根も尽き果てる直前であった……。
それでも時間がないからと五反田に移動する。劇団四季の「キャッツ」を観劇する。東京で「キャッツ」を観るのは西新宿仮設テント劇場での初演以来である。もう20年ほど昔の話になるぞ、嗚呼……。キャストを見ても、「キャッツ」は若手中心に組まれるため、ほとんど知らない面々であった。ロングラン作品ゆえ演出や進行に不安はないものの、踊りも歌もちょっと荒いような感じを受けたのは残念だった*2
ずいぶん遅い時間に鶴川に戻る。へとへと。
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*1:その時は東京タワーに上った

*2:ミストフェリーズとタントミール、ラム・タム・タガーにもっと魅せてもらいたかった