爺バンドの新作

Queen Rock MontrealLong Road Out of Eden
新百合ヶ丘HMV村治佳織の新作DVDを探しに行ったところ不発に終わる。なんで?
ぷんすかと怒りながら売り場をうろついていると、上半身裸でのけぞるフレディー・マーキュリーの写真が目に突き刺さってきた。見ると、全盛期のクイーンのライブ盤ではないか。おやおやと思いながら手に取る。さらに視線をすべらせる。おお、イーグルス、しかもこちらは紛う方なき新作である。グレン・フライドン・ヘンリージョー・ウォルシュ、ティモシー・シュミットという名前を見るだけで懐かしさが込み上げてくる。村治のことなどすっかり忘れて、急ぎ足でレジに向かうのだった。
今日のbk1。『日本語を使いこなす 言葉の実用辞典』(小学館)、『大大阪モダン建築 輝きの原点。大阪モダンストリートを歩く。』(青幻社)、窪田守弘『映画で日本文化を学ぶ人のために』(世界思想社)、中村桃子『〈性〉と日本語』(NHKブックス)、赤瀬川原平山下裕二実業美術館』(文藝春秋)、『植田正治の世界 (コロナ・ブックス)』(平凡社)、畠中恵しゃばけ』(新潮文庫)、最相葉月東京大学応援部物語』(新潮文庫)。
ものすごくそそられる場所に「社会見学」に行く赤瀬川原平山下裕二。あのUSJと間違えられる大阪市環境局舞洲工場(フンデルトヴァッサー作)にまで入り込んでいる。さらにはMOMA猪熊弦一郎現代美術館などで名高い谷口吉生の手になる広島市環境局施設部注工場にも。どちらもゴミ処理場なのに単なるゴミ処理場ではない。うらやましすぎる。ほかにもいっぱい。大阪の近代建築を網羅した『大大阪モダン建築 輝きの原点。大阪モダンストリートを歩く。』も写真と解説が充実していて楽しい。