神戸三宮で年始

「スター誕生」と歌謡曲黄金の70年代 夢を食った男たち (文春文庫)つれあいの両親と三宮で年始会をする。久しぶりの三宮*1。学生時代と風景が変わってしまったのは、阪神淡路大震災のせいばかりではない。なにしろ卒業してから、今の顧客たちの年齢とほぼ同じ歳月が過ぎてしまっている。おんぼろだった神戸新聞の本社ビルがものすごくかっこいい商業ビル*2になっていてびっくりした。
駅にほど近い活ふぐ割烹の料理店でたらふく御馳走になる。給仕をしてくれた女将さんはなかなか話上手だった。ふぐより立派になった腹*3を抱えて店を出る。駅北のニシムラ珈琲店に入ろうとしたものの、待っている人が少なからずいるので諦める。ナガサワ文具センターや後藤書店、あかつき書房などにも行きたかったけれど、これも一人じゃないので断念した。またの機会に。行き帰りの電車の友は阿久悠の文庫本*4にした。「スター誕生」懐かしい。
夜のニュースでMy Little Loverakko小林武史が離婚したことを知る*5。この音楽ユニットのデビューアルバムの発売直後に「我が半生において決して思い出したくない出来事」のひとつが起こった*6。彼らの音楽は好きなのに、「白いカイト」とか「man & woman」「Hello, Again 〜昔からある場所〜」などを聴くと、当時の思い出がまざまざと蘇ってきて、いつでもどこでも嫌な気分になれるのよ。そんなことを思い出しながら三が日が終了。

*1:あちこちで甘酸っぱい気分になって困る街

*2:ミント神戸 http://www.mint-kobe.jp/information.html

*3:ベタだなぁ

*4:カバーのデザインは帯をかけることを前提にしているためか、文字が窮屈に詰め込まれているように見える。なんだかなぁ。

*5:http://www.asahi.com/culture/update/0103/TKY200801030197.html

*6:色気のある話ではない