成長するガジェット

morio01012008-01-16

昨夜はAppleのお祭り*1につきあっていた。
目玉はMacBook Airで、全面的に無線に頼るという割り切り方が素敵である。あいかわらず形から入るにはもってこいのかっこよさである。ネットでは「拡張性がない」だの「CPUが遅い」だの「すぐに壊れそう」だの、このマシンのコンセプトをちっとも理解しようとしない頑迷な声が飛び交っている。しかし、そう考えるような人たちは、屈強でなんでもくっついているような重戦車パソコンを黙って買えばいいのである。
物欲が激しく渦巻いてはいるものの、昨秋のLeopardリリースに合わせて登場したMacBookを手に入れたばかりの私には無関係である。当面は。
映画のレンタルやAppleTVの改良も興味深かった。私にはWiFiベースステーションに大容量バックアップ装置が一体化したTime Capsuleがたいへん魅力的に感じられた。1TBで5諭吉はなかなか健闘しているのではないか。大阪で使っている甘食型のが少々古びてきたので、東京のを持って帰って、代わりにTime Capsuleにしようかと妄想を逞しくしている。
そして締めはiPod touchである。登場してから約4ヶ月、スケジュールが書き込めるようになるなど少しずつ機能がアップしてきたけれど、ついにmailやgoogle mapが使えるようになった。昨夜のお祭りの後にさっそくアップグレードした*2。画面のカスタマイズなどもできるようになっている。もうわくわくするような楽しさで、無線LAN環境があるところでは、最良の携帯情報端末になったと思う。変換速度の向上した日本語入力は縦横の両画面でできるようになった*3。これもありがたい。SonyPlayStation Portableもそうだけれど、「買ってそれきり、あとは古びるのみ」ということではなく、着々と改良が施され、まさに成長するかのようにどんどん機能がよくなっていく。すばらしい。
引っ越しの見積もりをしてもらった。いよいよ荷造りを始める。ここにいるのもあと2週間になった。

*1:Macworld Conference & Expo 2008

*2:2480円なり。こちらもなぜ無償でないのかという声が渦巻いている。そこまで期待するのはちょっとさもしいのではないかと思う

*3:これまでは縦方向だけだった