みなとみらいへ

morio01012008-03-20

雨も風も酷い。おまけに寒い。職場自室の窓からも新宿の高層ビル群が煙ってよく見えない。ビョービョーと吹き付ける雨風の音をBGMにして、夕方まで抱え込んでいる仕事をこなす、というか、こなしたような気になる。
少し暗くなりかけた時間から横浜に向かう。世田谷線田園都市線東横線みなとみらい線と乗り継ぐ。昨日の続きとなる公式式典後のパーティーに出席する。式典は全社挙げての大行事であるが、パーティーは部署ごとで開催する。それでも全部で150名くらいであろうか、たいへん賑やかなものであった。湿っぽくならないのがよい。私はと言えば、観光地の記念撮影スポットよろしく、ひたすら顧客サービスに努める。
どうでもいいことだが、東横線の渋谷駅で特急待ちをしていると、何かおもしろくないことでもあったのか、わけのわからないことを言いながら、ビニール傘で電車をバシバシしばいている50半ばくらいのおっさんがいた。
吉田秀和『世界の指揮者』(ちくま文庫)、山口仲美『新にほんご紀行』(日経BP)、小島毅足利義満 消された日本国王』(光文社新書)など。旧稿にそれ以降の増補分を加えた吉田の著には、歴史に名を残す指揮者がほぼ網羅されている。小島のは同僚に面白いから読めと勧められた。蒼井優本谷有希子の新刊を探したのに見つけられず。明日こそは。