クラス替えで

クラス替えで一喜一憂した記憶がない。
違うクラスになっただけで離れていくような関係なら別にどうでもいいと思っていたし、同じ空間にいても群れることをほとんどしなかったので、結局、どういうクラスになってもかまわないという嫌な冷め方をしていたのだった。当時から関係の続いている古い友人が何人かいるけれど、懐旧の情に浸るにはそれで十分で、逆にそれ以上になると、一人一人ときちんと付き合う自信がない。こうした性癖は今もまったく変わらない。
そういうことで、私には友達があまりいません。人望がないことも関係あるでしょうね。意地悪だとか、好き嫌いが激しいとか*1
なぜこんな話になったかと言うと、中学三年になった娘が春休みの間中落ち着かない様子を見せていたからなのであった。友人関係とか担任がどうだとか、心配は尽きなかったようだ*2。「心配してもしゃあないやん」と言ったところ、「父ちゃんと私は違うのだ*3」と反撃された。返す言葉なし。そして、今日、新しいクラスを確認してきた。口ではあれこれと文句を言ってはいるものの、表情に暗さがないので、まずは納得しているのだと思われる。でも無理に友達を百人*4作らなくていいから。
今日は娘と千里中央へ行った。いつ以来だろう、千中。風景や店がずいぶん変わっていて吃驚した。

*1:自覚なし

*2:異性関係はないものとして処理

*3:今でもうちでは、父ちゃん、母ちゃんです。知り合いの前でばらすとものすごく怒る。

*4:一年生になったら友達百人できるかなという歌も大嫌いです。そんなに作ってどうするのと天の邪鬼は思う。