愛煙家の運転手

結局どこかに観光に出かけることもなく、親子三人、狭いところでもぞもぞと過ごし、安価な世田谷グルメ道を追究してから帰阪した。1週間ぶりの大阪は確かに秋の気配が漂っている。
駅から利用したタクシーの運転手はしきりに咳き込みながら車を走らせていた。なんでも一日60本もタバコを吸うらしく*1、試しに「なんか政治家が一箱500円とか1000円とかにすると言ってますね」と水を向けると、「どうにでもなりやがれですわ、ゲホゲホ」と笑い飛ばしていた。降車後に荷物を降ろさずに走り去ろうとして焦る。タバコ好きなのは別にかまわないけれど、客の荷物のことは忘れないでほしいと思いました*2

*1:確かに車内は相当ヤニ臭かった

*2:夏休みの日記風