針穴写真展と物産展とあれこれ

morio01012008-08-31

  • 8月のiPhoneパケット通信料は719,792円だった。この使用料はおそらく特別なものではないと思う。普通にiPhoneiPhoneらしく使っていれば、すぐにこれくらいはいくだろう。これが「パケット定額フル」(5985円)の金額ですむのだから、まったくありがたいことである。
  • 日本針穴写真協会の会員写真展に行く*1東陽町の駅から地上に出たら、やたら警官や機動隊員の姿が目についた。何事かと思ったら、写真展会場である江東区文化センターに右寄りな人たちが集結していた。世界にはいろいろな考え方があるのだと思い知らされる。会員展ではバラエティに富んだ針穴写真を楽しめた。顔なじみな人たちと話せるのも嬉しい。しきはんさんとはりたまの打ち合わせをし、もう急いでいろいろなことをやらないといけないことに気付いて焦る。二人して焦る。
  • 銀座松屋で開催中の「デザイン物産展ニッポン*2」に行く。熱狂的なファンを持つナガオカケンメイコミッショナーを務めるイベントで、会場構成を原研哉が担当する。「47の日本の個性のひとつひとつが、今、デザインにどんな関心を寄せているか、5つのポイントでそれらを抜き出して、デザインという視点で今の日本を感じる展覧会です」とあるとおり、ナガオカがこれまでの仕事の取り組みで知り得た日本各地の伝統的な地場産業にスポットを当てた物産展である。おもしろくないはずがない。会場内はいかにもD&Departmentが好きそうな老若男女でいっぱいであった。展示されている商品の多くはその場で購入できるのだが、その商品カードを握りしめている人の多いことにも驚かされる。私もまるごと買い取りたい思いに駆られる。もちろんできないけど。会場内の商品の解説はiPhone/iPod touchを使って見聞きできるのが目新しい*3。非常によくできたインターフェイスと内容である*4。100台ほど貸し出し用の端末を用意しているようだが、すべて借り出され、なおそれを待つ行列もできていた。これはアップルにしてみると、とてもよい宣伝になるだろう。ひとつ気になるのは、この催しが東京でのみ行われることである。都会の人が地方の上澄みだけをさらっているような感じに見えなくもない。商品の向こう側にある各地方の人々の暮らしにまで思いが及んでいるのかどうか。
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  • ここにはあまりおおっぴらに書いていないけれど、私があの三人組*5の曲を愛聴しているのはもう皆さんご存じかと思う。iPodの中のエコ・キャンペーン曲*6の再生回数はすでに200を大きく超えた。しかし、何一つ、彼女達の商品は買っていない。音源はすべてツタヤ三軒茶屋店のものである。すまん、のっち。そんな私に届いたニュースがひとつ。初の全国ツアーを収めたライブDVDが発売されるのである*7。11月の武道館単独公演をDVDにするのだろうと予想していたが、売れる時に売ってしまえとばかり、10月に出るのである。さて、どうしよう(と書いた時点でたいてい負ける)。