古の技法に酔う

morio01012008-10-25

先々週の針穴魂の写真展の後始末をするためにルーニィ*1に行ってきた。
しきはんさんとの待ち合わせ時間が少し後ろにずれ込むことになって油断していたら、うっかり眠り込んでしまう。約束の時間の30分前に目覚めて焦る。tikitでのんびり行くはずが、大慌てでポケロケをぶっ飛ばすことになった。汗だく。いい運動になったと思うことにする。
篠原さん@ルーニィとビジネスライクな話をしたあと、ちょうど今やっている写真展「安田雅和 コロジオン湿板写真展 Botanical*2」を見た。これがとてもすばらしかった。写真が生み出された19世紀に遡る古の技法で撮影された植物が、これまで見たことのないような質感と艶で「一幅の絵」となっている。折よく安田さん*3がいらっしゃったので、撮影方法その他を詳しく解説していただいた。さらに原版となる画像の定着したガラス板も見せてもらう。これまたすごい。繊細で色っぽい存在感に圧倒された。ポストカード二組を購入する。
いいものを見た後は、フルーツパーラーフクナガで反省会をする。季節のものである葡萄パフェを食べた。葡萄の瑞々しさや清冽さが汚れた心を洗い流すような……*4。おいしゅうございました。