招き猫の寺で紅葉を愛でる

中国人の顧客から豪徳寺*1の紅葉が見頃であることを教えてもらう。豪徳寺井伊直弼の墓があることと招き猫発祥の地であることで知られる名刹だ。彦根藩二代目藩主の井伊直孝豪徳寺の猫の縁は今の世にも受け継がれ、あの今をときめくひこにゃんのモデルはこの寺の招き猫であるという*2。もっとも豪徳寺に来ても、ひこにゃんの「ひ」の字も見当たらない。もったいない。いや、そういう問題ではないか。
さて豪徳寺は職場からも寓居からも近い。iPodで音楽を聴きながら歩いていくと、2曲目の途中で到着した。こんな近所に住んでいながら、訪れるのは今日が二回目である。
古木の多い境内は鮮やかに紅葉した木々で見事に彩られている。見応え十分でしばしうっとりと眺め入る。観光客が押し寄せてくるような場所ではなく、ゆったりとした時が流れていることもすばらしい。境内の一画に招き猫を奉納するところがあり、そこには大小様々な大きさの白猫が居並んでいる。圧巻、ではなく、とても可愛い。猫好きにはたまらない。無駄に写真を撮りまくって「猫の巣窟」を辞去する。また来よう。
帰り道にいつもの肉まん屋*3でおやつを買い込み、夕食前であるのにも関わらず2個を一気に食べてしまう。いつも腹に収めてから後悔至極。
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拙プロフィール欄に収まっている白猫は豪徳寺のマスコット(=ひこにゃんのモデル)です。豪徳寺の境内でうじゃうじゃしています。