年内の出番を終えて一息

白痴 (新潮文庫)年内のプレゼンのような出番は本日ですべて終了、そして金曜午後は恒例の長時間拘束会議のオンパレードとなる。7時に開放された。頭の芯が痺れそうになった。やれやれ。
今晩はテクノポップ三人組の武道館ライブが、某国営放送局の衛星チャンネルで放映される*1。しかし、東京では見られる環境にないので、大阪の方で録画をしてもらっている。うずうずするけれど、致し方なし。来週、帰阪した時のお楽しみだ。そういえば年末の赤白ではポリリズムを唄うようだ。やっぱりあれなのか。take me take meでもやって、お茶の間(死語!?)を驚かせたらいいのに。
晩ご飯を食べに行きがてら、三軒茶屋まで夜の散歩をする。散歩と言っても15分ほどである。駅から流れ出てくる人波とは逆方向になる。なんとなく金曜日の夜だからか、そこはかとなく開放感が感じられる。久しぶりにアジアンソウル*2でドライカレーを食べた。ここはとにかく店の雰囲気がよい。オサン一人では申し訳ないくらい。先客は男性一人であったが、帰る時にはカウンターがほぼ埋まるくらいの賑わいだった。
いつものツタヤでは平野甲賀の装幀に惹かれて坂口安吾の『白痴』(新潮文庫)を買ってしまう。古いのを持っているのに。手にしたのはいったい何年ぶりだろう。読むだけなら、青空文庫でも読めるのにね。モノとしての付加価値がないと、これからは安くても買ってもらえなくなるのだろう。そんな計略にまんまとひっかかっているのは、他でもないこの私……。