まくぶく大騒動
愛用のMacBookの動作が緩慢になっていた。使い込んでいると、きっと電子の澱のようなものが溜まってくるのだろう。コンピュータにはありがちなことである。イライラしながら使うのは精神衛生上よろしくないので、TimeCapsuleとTimeMachineを信じて、全面的に環境を再構築することにした。しかし、これがとんでもないことになってしまったのである。以下、顛末。備忘録として記しておく。
- メインメモリを2GBから4GB*1に増量する。無事に成功する。
- 付属のDVDで再起動をする。
- ディスクユーティリティで内蔵ハードディスクを初期化する→ここから泥沼へ
- 復元を試みる。が、接続すべきTimeCapsuleのパスワードを手元に控えていない! 初期化したハードディスクの中にそれを書いたファイルがあったのだった……。
- 途方に暮れて、TimeCapsuleの説明書を引っ張りだすと、パスワードを初期化できるとある。やれやれ。→もっと酷いことに
- パスワードを初期化して、無防備になったTimeCapsuleに接続する。しかし、なぜか作業途中で接続が切られてしまう。
- ならば切れる前に勝負とばかりに手順を頭に叩き込んで高速*2で作業をする。
- 一見順調に見えたのに、今度は「復元できるシステムがありません」というような絶望的な言葉を浴びせかけられる。なんで。
- どうやら作業途中で接続が切られたり、止まったりしているうちに、バックアップファイルが損傷したらしい。最悪……。
- 泣きそうになりながら、まっさらのシステムで動き出したMacBookをなんとかしようと思案する。
- MobileMeに繋いで、そこに置いてあるバックアップを引き込む。これでアドレスブックやカレンダー、メールアカウントなどを修復できた。少し落ち着く。
- アプリケーションやMacBook以前のマックで作成したファイルはどうとでもなる。手間をかければ元のものを入れられる。しかし、この1年数ヶ月の間に自分で作ったファイルだけは……。
- ここでTimeCapsuleの中に残っているディスクイメージを強制的にマウントしてみる。中を覗いたところ、バックアップされたファイルがぞろぞろと出てきた。もしかすると手動でコピーできるのではと期待する。
- そして現在コピー中。
さて、結末はいかに。もう眠いので、このまま放置して寝ることにする。無事に復活していますように。明日に続く……。