まくぶく大騒動

愛用のMacBookの動作が緩慢になっていた。使い込んでいると、きっと電子の澱のようなものが溜まってくるのだろう。コンピュータにはありがちなことである。イライラしながら使うのは精神衛生上よろしくないので、TimeCapsuleとTimeMachineを信じて、全面的に環境を再構築することにした。しかし、これがとんでもないことになってしまったのである。以下、顛末。備忘録として記しておく。

  1. メインメモリを2GBから4GB*1に増量する。無事に成功する。
  2. 付属のDVDで再起動をする。
  3. ディスクユーティリティで内蔵ハードディスクを初期化する→ここから泥沼へ
  4. 復元を試みる。が、接続すべきTimeCapsuleのパスワードを手元に控えていない! 初期化したハードディスクの中にそれを書いたファイルがあったのだった……。
  5. 途方に暮れて、TimeCapsuleの説明書を引っ張りだすと、パスワードを初期化できるとある。やれやれ。→もっと酷いことに
  6. パスワードを初期化して、無防備になったTimeCapsuleに接続する。しかし、なぜか作業途中で接続が切られてしまう。
  7. ならば切れる前に勝負とばかりに手順を頭に叩き込んで高速*2で作業をする。
  8. 一見順調に見えたのに、今度は「復元できるシステムがありません」というような絶望的な言葉を浴びせかけられる。なんで。
  9. どうやら作業途中で接続が切られたり、止まったりしているうちに、バックアップファイルが損傷したらしい。最悪……。
  10. 泣きそうになりながら、まっさらのシステムで動き出したMacBookをなんとかしようと思案する。
  11. MobileMeに繋いで、そこに置いてあるバックアップを引き込む。これでアドレスブックやカレンダー、メールアカウントなどを修復できた。少し落ち着く。
  12. アプリケーションやMacBook以前のマックで作成したファイルはどうとでもなる。手間をかければ元のものを入れられる。しかし、この1年数ヶ月の間に自分で作ったファイルだけは……。
  13. ここでTimeCapsuleの中に残っているディスクイメージを強制的にマウントしてみる。中を覗いたところ、バックアップされたファイルがぞろぞろと出てきた。もしかすると手動でコピーできるのではと期待する。
  14. そして現在コピー中。

さて、結末はいかに。もう眠いので、このまま放置して寝ることにする。無事に復活していますように。明日に続く……。

*1:秋葉原で買ってきた。この話はまた後日。

*2:我ながら馬鹿っぽいこと、この上なし。