大きく安堵する日

morio01012009-03-24

大阪の府立高校の合格発表の日である。不安から挙動不審気味になっている娘を引き連れ、隣市の受験校へ結果を確認しに行った。成功、いや、合格。0歳から通っていた保育園の仲間のうちの4人が同じ高校に進学することになる。皆、芋虫のようにゴロゴロと床に転がっていた姿を知っているので、不思議な気分になる。確実に15年が過ぎましたよ……。父親も母親も好きな仕事や趣味に興じて、ほとんど放置していたのに、きちんと今日まで育ってくれた。まったく何に感謝すればいいのやら。ありがたいと小さくひとりごつ。
それにしても高校生たちのなんと若くて清々しくて元気なことか。正門から校舎まで人垣を作って祝福の声をあげながら受験生と保護者を出迎えてくれた。邪悪な心を持つこちらまですっかり浄化されたような気分だ。いいところに入れてもらえた娘はほんとうに幸せ者だと思う。これからもしっかりね(とまた放置……)。