自転車でかりんとうを買いにいく
出番の多い火曜日をやっつけた後、天気もいいし、新しい相棒である富士号に乗って近所を散策することにした。無目的で走るのもなんなので、笹塚の升本屋*1にかりんとうを買いに行く。片道30分もかからないから、ちょうど手頃な距離である。アップダウンも少なくて快適だ。
少々うら寂れた気配の商店街でひそやかに商売しているかりんとう屋。誠実そうな店員の嫌みのない接客はたいへん気持ちがよい。この前食べておいしかった定番の「塩みつ」とちょっと珍しい「わさび」の二つを選んだ。味のことはまた後日。
晩ご飯のメインはじゃがいもとチキンのローズマリー風＠『伝言レシピ』にして、そこから出た脂汁でピラフも作ってみた。追加したのはニンニクと白ネギと卵である。これがおいしくて、あっという間に食べてしまった。自分で言うのもなんだけど。
夜は某国営放送局の「プロフェッショナル」を見た。文化財輸送のプロの秘話である。例の阿修羅を運んだ人であった。真摯な仕事ぶりに自らの怠惰を恥じ、さらには胸がいっぱいになって画面は霞の彼方へ……。
