東京都心を横断する
起きたら昼。ま、祝日だしいいか。掃除や洗濯を手早くやっつけて、ポケロケで出撃する。
休日は都心部が走りやすいので、なんとなくそっち方面に向かった。いつもは混み合う246も、渋谷を抜けると悠々と走ることができて、たいへん気持ちがよい。そのまま六本木から東京タワーへ、芝公園を抜けて浜離宮公園、日の出桟橋まで一気に走って、レインボーブリッジを見ながらしばしぼんやりする。先週土曜日の土砂降りの風景とはまるで違う。当たり前か。
新橋に未踏破の有名な鯛焼き屋があったことを思い出し、小腹を満たすために食べていくことにする。首都高の高架下脇にある櫻家*1には十人くらいの列ができていた。すぐに買えると思いきや、それぞれが５だの10だの買っていくために、なかなか列が短くならない。しかし、待っている間、ここの売り物である小鯛焼きが振る舞われ、なんだかちょっと得をした気分になる。待つこと15分、手にした厚焼き鯛焼きはよそのものとはずいぶん見た目が違う。鯛を象ったワッフルのような二枚の皮に餡が挟まれているのである*2。こういうのもありか。そのふうわりとした皮がさらっとした餡の甘さとよく合っている。ボリュームがあるから一尾でお腹いっぱいになる。おいしゅうございました。
帰りは銀座から皇居に行き、軽く一周してみる。千鳥ヶ淵を初めて見た。東京マラソンの頃にニュースで報じられていたけれど、本当にランナーが多い。青山通りを西進し、表参道で原宿方面に向かう。女性ばかりのものすごい行列ができていた*3。井の頭通、山手通、淡島通をつないで６時半に帰着する。満足。
