現実的な処世術

たのしい写真―よい子のための写真教室NB100の不安定なネット接続は、ウイルス対策やセキュリティー関係の設定が影響していたようである。なんでもかんでも開放することには躊躇いを感じるけれど、それ以前に繋がらなければ話にならないのもまた事実である。こういうところはMacは何も考えなくてもいいので暢気なものである。時々ひっかかりはあるものの、それなりに繋がるようになったから、それ以上の面倒は考えないことにする。機械のことで思い悩むのはいかにも不毛である。
木曜日の勤めを終え、帰宅後にbk1からの本を受け取る。ホンマタカシの『たのしい写真―よい子のための写真教室』(平凡社)は「Casa BRUTUS」や「スタジオ・ボイス」に掲載された写真を巡る文章を集めたものである。つまらない写真を撮る人の文章はたいていつまらない。ホンマの写真はわりと好きなので、がっかりしないことを祈る!? 小野寺浩『屋久島の作法 日本の環境遺産を旅する』(朝日新聞出版)は考えさせられることが多い本であろう。たぶん。
去年、ずぶ濡れになりながら雨宿りした美術館が完成したと報じられている*1。いつか再訪する日が来るか。