今日届いたものなど

森山大道の雑誌掲載された写真を集成した『にっぽん劇場 1965‐1970』と『何かへの旅 1971‐1974』(ともに月曜社)が届いた。写真から伝わってくる焦燥感や苛立ちが、今のものとは違うと感じる。ありていに言えば、かっこいいということなんだけど。
海老沢泰久の『プロ野球が殺される』(文春文庫)は、「Number」連載のコラムをまとめた一書である。得意のスポーツものの中でも野球についての洞察は舌鋒鋭く強い説得力を持つ。岡本太郎宗左近ピカソ講義』(ちくま学芸文庫)。爆発が爆発を語るとどうなるのだろう。熊野純彦和辻哲郎』(岩波新書)は学生の頃の出来事を思い出させる。これからの季節によさそうな『自転車で東京建築さんぽ』(平凡社)は、建築物の写真が多く掲載されていて楽しい。
PSP用の「グランツーリスモ*1」もやってきた。美麗な画面に驚かされるが、全体的にちまちましていてなんだか車を運転しているという感覚に乏しい。