鑑真とかチェブとか

芸術新潮 2009年 12月号 [雑誌]会議日の金曜日に一つだけ会議に出て、あとは避けられない業務を慎重にこなす。そして夕方ののぞみで大阪に戻ってくる。
新幹線の友には「芸術新潮」12月号を選ぶ。先頃、金堂の大修理が終わり、落慶法要を迎えた唐招提寺を特集している。これが実におもしろい内容である。もちろん唐招提寺やこの寺の宝物、創建者鑑真和上を詳しく説いた書はこれまでにもあった。この雑誌では今回の平成の大修理についての詳細な調査記事が掲載されており、金堂や仏像などがどういう状態になっていて、どう修理をしたのか、そこのところが美麗な写真と図でわかりやすく解説されているのである。あまり公になるようなことではなく、この機会ならではの企画であろう。250km/hで移動しながら、熱心に読み耽った。今夏お参りした時には見られなかった国宝三尊を拝みに行かないと。
一緒に持って帰ってきた「BRUTUS」はプチブルジョアな内容(日本のリゾートはどこだ!?)が鼻について嫌な感じだった。
ドトールで配ったり売ったりしている白いチェブラーシカ・グッズをなんとかしたい*1