初めての箱根

この3月で契約の切れてしまう顧客と箱根旅行にでかける。初めての箱根である。なんだか気分が高揚する。
少し自由時間ができたので、一人で強羅まで箱根登山鉄道*1に乗って行ってみた。幾度かのスイッチバックに興奮する。さらに下界はどんよりしていたのに、登って行くにつれて、まわりの景色が白くなっていって、ますます鼻息を荒くする。到着した強羅は一面真っ白であった。
駅からほど近い箱根写真美術館*2に入ってみた。2002年に開館した瀟洒な美術館である。雪でかつ遅い時間であったためか、全館独り占め状態である。前館長の遠藤貫一氏*3がつきっきりですべての作品の解説をしてくれた。ありがたい。
下りの電車では幸運にも最前列を確保することができた。箱根登山鉄道の運転席は中央部分に据えられており、左右の最前列から前方の眺望を妨げない。かぶりつきで白い絶景を堪能する。思わずiPhoneで動画を撮影してしまう。

夜は顧客と楽しく過ごした。床についたのは朝刊太郎の来る頃。彼らの無尽蔵な体力についていけたのは、普段からの鍛錬(!?)の賜物である。