新型ロマンスカーに乗った
箱根２日目の朝は雪である。眠い目をこすってよく眺めてみると、どうにもこうにもやみそうな気配はない。おまけに前夜*1の熱い宴のせいで、体調を崩してしまった顧客が一人二人……。この状況で大涌谷へ登っていくのは使途がやってくるより始末が悪い。なにしろここは第３新東京市なのだ。形ばかりの引率責任者としても無謀なことは慎まなければならず、名誉ある撤退を決意する*2。だいたい登ったとしても、真っ白で何も見えない。
夕刻の旧型ロマンスカーの展望車両最後列を予約していたのは惜しかったのだけれど、それも致し方なし。幹事役の顧客に適当な時間のロマンスカーに振り替えてもらうよう手配してもらう。ちょうどいい時間の新型ロマンスカーを首尾よく押さえられた。あれやこれやと土産を買い込み、美しい新型車両に乗って東京に戻ってきた。乗り心地や客室内は新幹線のN700系より快適だった。
左：ネルフ謹製温泉饅頭／右：かっこいいロマンスカー
早々に解散となってしまったので、神保町に行って、仕事用の本を山のように買い込んだのだった。
